KinKi Kidsが、2年ぶりに年末年始の東京ドーム公演を復活させることが12日、分かった。堂本光一(30)がソロツアーのファイナルとなる同日の横浜アリーナ公演で発表した。合わせて来年もソロ活動を充実させ、アルバム発売&ツアー開催を明かし、「期待していてください」と語った。

「KinKi Kidsが年末、東京ドームに戻ってきます!!」

発表した光一の耳に返ってきたのは、会場を揺らすほどのファン約1万5000人のどよめき。照れくさそうな表情を浮かべつつ、光一は期待の大きさをかみしめた。

キンキは、光一の誕生日の元日をファンと迎えるのが恒例になっている。デビュー翌年の1998年から10年連続、東京ドームで年末年始公演を開催してきた。しかし、昨年は相方の堂本剛(30)と2人、出身の関西の京セラドーム大阪にその場を移した。そして、今年また復活。年末年始公演の内容は「まだ何も」というが、また新たな一面を見せてくれそうだ。

さらに、ファンを喜ばせたのが、ソロアルバム発売と2年連続のソロツアー開催の報告だった。

今回3年ぶりとなるソロツアーでは、全国5カ所、追加10公演を含む25公演で30万2000人を動員した。「こんなに多くの人が待っててくれたんだと感じた」と光一。これが来年のツアー開催の原動力となった。

ただ、公演中には不安ももらした。「(新アルバムの)曲は1曲もできてません。私的には『曲ができひんかったらツアーやめるわ』ということもありますが…」。冗談めかす言葉に、沸き起こるブーイング。光一は、「言ったからにはやらなきゃね。年末と来年と、どうか期待していてください」。自分に言い聞かせるように言い切った。

こだわりの照明!天井には電飾銀河

光一は、ソロツアー最終日のこの日もエンジン全開。キラキラの王子姿など8種類の衣装、キレのある得意のダンスとともに、最新ソロ曲「妖~あやかし~」など約20曲で、昼夜2公演計3万人に、ツアータイトル通りの「ベストパフォーマンス&ミュージック」をみせた。

今ツアーで特にこだわったのが、リハーサルだけで3日をかけた照明。世界に27台、世界的歌姫セリーヌ・ディオンからもオファーがあったという最新鋭立体照明「.image(ドットイメージ)」を公演で世界初使用。アンコール直前の曲「Spica」では、5万球の電飾で天井に“銀河”を作って魅せた。

この日の夜公演では、光一の“親バカ”ぶりが話題の愛犬チワワの「パンちゃん」をステージに登場させるひと幕も。生披露は初めてで、大きな歓声に沸いた。

4会場10公演! 最多公演記録も更新

この日は、東京ドーム年末年始公演を含むKinKi Kidsの冬のコンサートツアーの日程が発表された。4会場10公演で33万6000人を動員予定。東京ドームは今回の3公演で通算37公演になり、キンキ自身が持つ同所最多公演記録をさらに更新する。

日程は次の通り。

12月18、19日 北海道立総合体育センター▽同22、23日 マリンメッセ福岡▽同30、31日、1月1日 東京ドーム▽1月9-11日 京セラドーム大阪

 

20091013 紙面から  中日スポーツ

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